死ぬほど働いて得られるもの
生涯は仕事だ。
これは覆らない。
楽しいことをしたい!
これも仕事のことだ。
人は、誰しも楽して稼ぎたいと心の中で思ってるはず。
楽してって一体なに?
ひたすらに、レーンの上を流れてくる商品に傷がないかチェックする仕事?
仕事内容は本当に簡単で楽だろう。
だが、この仕事は嫌だと思う人は多いはずだ。
暇。眠い。つまらない。だから嫌なはずだ。
楽を求めているが、実際は楽しいを求めているはずだ。
実際に俺もそう。
今までバイトしか経験をしていないが、
レストラン、和食料理店、工場のレーン作業、エンターテイメントパークのキャスト、アンケート、荷物の荷下ろし、薬局、居酒屋。
何かと経験はしてきた。
しんどいけれど続けることが出来るものには共通点がある。
それは人間関係だ。
どの作業もつまらない。ただただ時間が早くすぎねーかなーって思いながらやってた。
でもその中で、唯一救いなのが、バイト仲間と仲良くなって仕事中にたわいもない話をしたりすること。
バイト終わりにご飯に行ったり、カラオケ、ボーリングなど、プライベートな付き合いも出来る人達との出会いだ。
それがないバイト先はただただ時間を犠牲にしてお金を稼ぎに行くだけ。
これほどつまらないものはない。
今しているバイトはまさに。
ただただ時間を犠牲にしてお金を得ている。
早くこんなバイトやめたい。
そう心では思っているが、やめたところでまた一から仕事を覚えるのが面倒くさい。
面倒くさいんだよ!!
今の仕事は続けて1年ぐらいになる。
自分の時間の使い方が出来るのがいい。
抜ける時は抜いて、やるときにやる。
周りの状況を見ながら、 サボったりも出来る。
同じ仕事をするなら、こういう時間は絶対必要。
超絶真面目になんてやってられない。
本当に店のためになにかしようなんてバイト野郎はいるのかな。
何か成果をあげたら時給が上がるとか、上がってもたかだか100円とかだろうし無意味だよね。
でも、続けているのはお金が必要だから。
お金がないと心が荒んでしまう。
人に優しくなれなかったり、行きたいところに行けなかったり、ない時は本当に心に余裕がない。
心に余裕をもつために、人はお金を稼ぐのだろう。
貯金なんてまさにそれ。
老後の心配、首を切られた時の心配、支払いが滞らないようにの心配。
貯金がないとそれらの不安で押しつぶされてしまうんだろう。
だから、死ぬほど働いて余裕をまず持つことはしてもいいんじゃないかなと思う。
やりたいことがあるなら、やれるだけの余裕が必要。
かつかつになってる時に、人は一攫千金を狙ってギャンブルとかをしてしまうんだろう。
余裕があれば、娯楽。なければ、賭け。
ギャンブルに飲まれる人は普段から余裕がないんだろうな。
生涯の仕事として演技をしていきたい。
そのためにも今、お金を稼ぎ、余裕を持って、どうしてやろうかとワクワクしながら、自分のスペックを高めていってやろう。
死ぬほど働いてやろう。
死ぬ気でやれよ。死なねーから。