読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

まいすぴんらいふ

これは僕が生きてきた証である。

芝居をする上での心得①

○顔

芝居をしている時、お客さんは役者のどこを観ているのだろうか。

演技、雰囲気?そんなのは全体像に過ぎず、細かくしていくと、動いている部分だ。

人は動いているものに目がいく。

テスト中のカンニングしようとしてるやつ。それバレてるぜ?

部屋の中のゴキブリ。急にガサガサすんな。ビビるだろ。

 

とにかく、動いてるものを見てしまう。

目が泳いでるのを見て、この人緊張してるなーとか、手が遊んじゃっててなんだかなーーとか。

 

ということは、お客さんに意識させたい時はそこを動かせばいい。

顔を見て欲しいのに手が動いてたら、足がふらふらしてたら顔を見てもらえない。

 

そして、急に止まる。

変化をつける。動いていた物が急に止まるとさらにそこに視線が向く。

 

例えば告白のシーン。

緊張しながら、好きな子を呼び出して、好きですというだけのシーン。

 

緊張してることをお客さんにはわかって欲しいので。ここはふらふらしててもいいだろう。

そして、告白。

告白するにも順序がある。

 

告白するという緊張→言うぞと決意→言葉を発する→返事を待つ→喜びor悲しみ

 

緊張感を出すには、先ほども言った通りもじもじしたり、目が泳いだり、自分が自分でないようなふらふらした感じを出せばいい。

 

そしてここから決意に移行する。

ピタッと動きを止め、手を握る。

そして顔に意識を持ってきて、相手をじっと見る。動いてはいけない。

ここでもし、唇をなめたりしたら、お客さんの意識は顔に来てるのでそれがすごい目立つ。

あ、唇をなめた。

これが意味のある仕草なら問題はない。決意の印としてとか。ただ、ただの自分の癖でこれが出てしまってたなら注意したほうがいい。

芝居に関係のない感情の表現となり、見てるほうにも告白の緊張感が伝わらない。

 

そして、言葉を放つ。

好きです。と。

この言葉が口から出るまで言おうか言うまいかの葛藤があったかもしれない。

勢いで言ったのかもしれない。

言っている途中にしまった言わなければなよかったけどもう遅いって思ってるかもしれない。

 

それを表現する。

どこに意識を持ってくるか。

お客さんの視線をどこに集めたいのか。

意識を集中した先に視線は集まる。

これは常々意識をしていかなければならない。

 

次の記事は声について、書いていこう。

ボリューム。とか。