まいすぴんらいふ

これは僕が生きてきた証である。

恥ずかしがれる場所

恥ずかしがれる場所

それが稽古場

 

多くの人は人前で台本を読んだりするとき

上手いこと読もうとしたり、

キャラを作って読んだりする。

 

これは違う。

 

その台本の文章の意味。理解。次のセリフがある役へのキャッチボール。

一つの文章にたくさんの意味が詰まってたりする。

それに気づくためにしっかりと頭で考えながら読まなければいけない。

ただただ、怒声を張るキャラだからという理由だけで、ずっと大きな声を張り上げてるだけじゃ聞いててもほんとつまらない。

 

同じテンションの連続は聞いてる方に何も伝わってこない。ただ言葉が飛んで来るだけだ。

 

聞いてて眠たくなる。

 

◯眠たくならないためにはどうしたらいいか?

これは常々考えなければいけない。

面白いところを探したり。

情景描写を意識して読んで見たり。

自分に語りかけるように読んでみたり。

内側に発するのか、外側に発するのか。

 

次のセリフの人のテンションを上げたいのか、下げたいのか。

会話も同じでいきなり大きな声になることはない。

なにか前の人のきっかけがあったり自分の中でのきっかけがあったりする。

そのきっかけを与えるのは自分なのかとか考えたり。

 

 

芝居の奥は深い。

ただ淡々と噛まずに上手に読むのも素晴らしいことだが、役者としてやっていきたいのならそこじゃない気がする。

もっともっと自分の中で増幅させて言葉遊びをしながら稽古をこれからしていこう。